
軟水、硬水って何が違うの?
こんにちはpharbの吉田です。
こちらは吉田個人の趣味的な記事になります。
軟水、硬水ってご存知でしょうか?
今更記事にして書くことでもないと思いますが、書きます。
軟水、硬水の違いは水の中に含まれている「硬度」の違いによるものです。
硬度とは水の中でのカルシウムイオンとマグネシウムイオンの質量を炭酸カルシウムの量に換算した値です。単位は概ねアメリカ基準でmg/Lで表されます。
様々な機関によって基準値が異なりますが、日本ではWHOの基準にのっとり
軟水 0~60mg/L
中程度の軟水 60~120mg/L
硬水 120~180mg/L
非常な硬水 180mg/L以上
と定義されています。
また理化学辞典では
軟水 0~178mg/L以下
中硬水 179~356mg/L
硬水 357mg/L以上
とされています。
実際硬度が高いとどのような違いがあるのかというと
味についてはまあ飲めばわかると思いますが、硬度が高いと口当たりが重く感じ、苦味を感じるものもあります。日本人は飲み慣れていないため、苦手なかたも多いのでは?
軟水は逆に口当たりも柔らかく、味もほとんどしないため(一部を除く)ごくごく腹が膨れるくらい飲めるかと思います。
口当たりについては、電気陰性度が関係しているのだと思います。
以上のことから硬水は飲みにくいとされていますが、だいたいキンキンに冷やしてあれば美味いです。飲んでいるとあの感じが癖になってきます。慣れです。
炭酸が苦手でなければ炭酸入りもあるのでそちらから入るのもありかもですね。
また日本人は必須ミネラルであるカルシウムの不足が懸念されています。
1日の水分摂取のうち一部硬水を意識的に飲むようにすれば、不足分も補えます。
ただ飲み過ぎるとマグネシウムによりお腹を下したりします。 逆に便秘気味のかた(酸化マグネシウム飲んでる人など)は普段の飲料を硬水にかえると悩みも解決するかもしれないですね。
1日の生活の中に硬水を取り入れてみては?